さっき国立劇場小劇場で五街道雲助師匠の人情噺「夜鷹蕎麦」を拝見して来ました。五街道雲助師匠が何故人間国宝に選ばれたのか、その理由が よっくわっかりました。血縁の無い人たちが疑似親子になろうとするまでをセンチメンタルにではなくユーモラスにコミカルな会話を通して描かれていて、桂枝雀師匠が「情は薄いほど上等である。」と仰っていたことを思い出しました。なんか現代の生活心情にも通じる話だなぁ、と思っていたら、元ネタは「ラーメン屋」という新作落語で、古典風にリメイクした作品だとのこと。
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