週刊誌に俳優・加藤嘉特集が掲載されていたので興味深く拝読。私にとって加藤嘉といえば子連れで放浪の旅をする巡礼姿と「知らねぇだ!こんな人!」という慟哭のセリフが印象深いけれど、プライベートても劇的な人生を送られた人だったらしい。それはさておき、「砂の器」は、一億総白鹿どころか一億総サイコパスとなり感染症を忌み嫌い敵視する現代にジャストフィットしている映画で、全然古びていない。この映画を見るたびに人間は倫理道徳的にはちっとも進歩していないことがわかり、安心する。
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