あ行→「赤穂」の間違い
トランプ依頼→「トランプ以来」の間違い
以上、お詫びして訂正申し上げます。
序でに・・
「新国劇」はその昔、「壮士劇」がルーツやと聞いてますが此れも確かめてまへん。「沢正」→「沢田正五郎」が起こした劇団で、「歌舞伎」でもない、「新劇」でもない、兎に角「リアリズム」を追求した演劇を目指した劇団でおました。
そやから、殺陣（タテ）には最も力を入れてリアリズムを追求、「所作」に終わった歌舞伎の殺陣や無ォて、ホンマに切り合う動作を芝居に盛り込んだんでおますな。
生まれたての「活動写真」にも「時代劇」には「歌舞伎者」が流れ込んで来ましたし、映画監督も「芝居」の世界の演出家が担当してましたよって、初期の時代物の活動写真は「所作」の「殺陣」を遣ってたんですな。
「沢正」は此れでは観客に満足を与えられん！ちゅうて、芝居の斬り合いの場面に写実＝リアリズムを導入したんだすわ。
ず〜っと以前でおますが、「殺陣師団平」ちゅう映画がおましたが、此れは、「新国劇」の座付き「殺陣師」が沢正からリアリズムを要求され、中々それが実現せず、苦労を重ねる話でおます。
最後に、『国定忠治』の「忠治」が中山道の宿場で病気に成って匿われて居るとこへ、捕り手が押し寄せて来るんですが、自由に動けん忠治が病床で迎え撃つシーンの殺陣を、団平は自分が中風になって寝ている病床でその殺陣を思いつき、布団に寝たままそれを役者にリアリスティックに教えるシーンがおまして、それを見た観客の涙をそそるんですが、辰巳柳太郎、島田省吾、達はこの劇団で揉まれに揉まれたスターでおました。この二人は映画にも進出し、いろんな映画に出て居ます。この劇団員から映画俳優になってしもた「緒形 拳」が最後のスターですかなァ？息子の「緒形直人」は初めから映画俳優やったんと違うかなぁ？ しかとは記憶の御座いません。
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