ゆんべ神戸朝日ホールで桂春蝶「妾馬」と桂九ノ一「八五郎坊主」を拝見。桂春蝶「妾馬」に出て来る八五郎は完全に現代人として演じられていて、古典落語の世界に未来からタイムスリップして来た人みたいで面白かった。立川談志家元が仰っていた「落語はイリュージョンである。」という理論を桂春蝶師匠なりに実践されたのかもしれない。桂九ノ一さんの唾液=九ノ一汁(Ⓒ春風亭一之輔)を飛ばしまくりのパワフルな語り口は桂枝雀師匠が御存命なら目を細めて聴いてOKサインを出されているかもしれないと勝手に想像。
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