【上方落語メモ第10集】その481

青 空 散 髪


【主な登場人物】
 男  友人  青空散髪屋ほか

【事の成り行き】
 散髪、さしさわりのある方がおられましたらごめんなさいですが、どうし
て髪の毛ってこんなに早く伸びるもんなんでしょうかねぇ? ちょうど頃加
減の状態はほんの一週間ほど、あとは短いか長いか、もう少し伸びるのが遅
かったら散髪代が助かるのに。

 そんなわたしは三か月に一度のペースでしか散髪屋さんを利用しないので
すけど。短く散髪してひと月目は短髪、二か月目は中髪、三か月目は長髪、
辛抱たまらないぐらいに伸びた頃に散髪。と、こんなローテーションで理容
所を利用しています。

 近所にも千円散髪屋さんがチラホラでき、ここで月に一回散髪するほうが
安く上がる計算は頭でできても、子どもの頃から通った散髪屋さんに義理を
通して、未だに利用せずにいます。

 そういえば、この激安千円散髪屋さんに何やら「いいがかり」的な圧力が
かかって営業しづらくなっているそうではありませんか。利権がらみって、
いつも消費者が損をするんです(2011/12/04)。

             * * * * *

 え〜、よぉこそのご来場でございまして、ありがたく御ん礼を申しあげま
す。ありがとぉございます、いきなり「待ってました」といぅお声、ありが
とぉございます。

 わたくしのほぉは、散髪屋さん、理容師さんを扱いましたお噺を聴ぃてい
ただきますが。

◆さぁ、こっち上がり、こっち上がらんかいな、なんちゅう顔してんねんな、
頭ボサボサやし髭ボォボォに生やして、散髪行てへんのかいな?●はぁ、長
いこと散髪行かなんだらな、こんな様になってしもて◆「なってしもて」や
あれへんで。

●いや、俺もな、行ことは思てんねんけどな、懐が無いがな◆安けりゃえぇ
か?●ふん、安けりゃ何ぼ安ぅても構わん◆あぁそぉか、ほたらな、天王寺
公園行け、天王寺公園。向こぉ行たらな「青空散髪」ちゅうのやってるさか
い、そこやったら五十円でしてくれるわ。

●今どき五十円の散髪? そんなとこ行たらなんと違うか、ジャガイモの皮
剥くやつで頭バリバリバリッといきよるとか?◆そんな無茶なことせぇへん
●ほたら、金のザル被せて松明(たいまつ)で焼くとか?◆山焼きやがなまる
きり。

◆いや、そんなことせぇへん。そこのオッサン、電気バリカン使ことんねん。
そのバリカンで頭散髪してもろて、髭剃って、頭洗ろて五十円や●一人前か
い?◆そぉや●そらえぇなぁ、今からでも行けるわ。場所どの辺やて?

◆あのな、天王寺公園の西口あるやろ、ジャンジャン町、新世界のほぉから
入るほぉ。それ入ったらな、左手に野球のグラウンドがあるわ。そこでな、
毎日のよぉに草野球やったはるし、またそれを見物してるやつらもぎょ〜さ
んいてるさかいにな、そいつらに「青空のオッサン知ってはりまっか?」ちゅ
うて、こない聞ぃたらたいがい知ってるわ。

◆なかなかの有名人やさかいに、尋ねもって行ったらえぇねん。あッそれか
らな、最前も言ぅたけど電気バリカン、これオッサンの自慢やさかいな、向
こぉ行たらひと言ふた言褒めといで「オッサン、えぇバリカン使こてんなぁ」
てなこと言ぅたったら、オッサン機嫌良ぉして三十円に負けてくれるわ。

●まだ安なんのかいな……、ほたら今から行てくるわ。帰りに綺麗ぇんなっ
た頭見てもらうさかいに、おおきにさいなら……

             * * * * *

●あぁそぉか、なぁ、今どき三十円や五十円で散髪してもらえるとは思わな
んだなぁ……、天王寺公園の西口、あぁここやここや。おぉホンに、グラウ
ンドがあって野球やっとぉるし、ぎょ〜さん人見とんなぁ。

●「誰ぞに尋んね」ちゅうてたなぁ、え〜ッと、ちょっとすんまへん■おぅ
●青空のオッサン知ったはりまっか?■おぉおぉ、オッサンか、よぉ知って
るで。このわしの頭もちょいちょいやってもらうねや。何、家? よっしゃ
教(お)せたろ。

■向こぉ見てみ、向こぉに石段があるやろ、石の段々が。あの横手にな、コ
ンモリとした植え込みがあるん分かるか? ほたら、その向こぉ側にな、バ
ラックが建ったぁる、そこがオッサンの家や●バラック? バラックでっか
いな? えぇ、よぉ分かりました、ほたら今から行てみますわ……

●バラックとは知らなんだなぁ、この植え込みの向こぉ、おぉホンにあるあ
る、けど汚ったないバラックやなぁこれ。ムシロの戸ぉがかかったぁるで。
おッ、何や大きな看板出たぁるで、なになに「青空理容所」理容所? 書く
ことだけは一人前書いたぁんねやなぁ……

●すんまへん、オッサンいたはりまっか? こんちわ、オッサンいたはりまっ
か?▲はいはい、どなた?●あの〜、散髪してもらいに来ましてんけど▲あッ
お客さんでっか? すんまへん、表出て待ってとくなはれ。

●やっぱり変わってるなぁ、たいがいは「中へ入ってくれ」っちゅうもんや
けどなぁ▲へッ、えらいお待たせしてすんまへんなぁ、今ちょっと用事して
ましたさかいね。ちょっと鶏の羽むしってましたさかい。

●むしる?▲いやいや、そんな、お客さんの頭むしったりしまっかいな。お
客さんの頭はちゃんと散髪さしてもらいまっせ。いや、中へ入って待っても
ろててもよろしおましてんけどな、なにせ、これだけの狭ぁ〜いバラックでっ
さかいな、部屋にしてもココノマしかおまへんねやさかい。

●ちょっと待ちぃな、オッサンとこそれだけのバラックやで、そんなところ
に部屋数、九つもあんのかいな?▲いやいや、部屋は一つしかおまへん●今
「九間(ここのま)」言ぅた▲へぇ、せやさかい「ここの間ぁだけある」と、
こない言ぅてまんねん。

●そんなややこしぃものの言ぃ方しぃないな、で、散髪してもらえんのかい
な?▲へッ、散髪さしてもらいまっせ。あッ、あのね、ここは店とちゃいま
んねん、ここは邸宅といぅことになっとりまんのでな、店はもぉちょっと向
こぉのほぉになってまんねん。わたいもね、この道具持って行きまっさかい、
どぉぞ前歩いとくなはれ。

▲こぉ〜らえぇ天気でんなぁ、絶好の散髪日和ですわ。雨降ったら困りまん
ねん、するところが少のぉてね。そぉでんな、そない歩いてもしょ〜まへん
さかい、ここらにしときまひょか。ほたら、どぉぞおかけ。

●「どぉぞおかけ」て、これ、今俺が登って来た石段やないかい、こんな公
園のど真ん中、なぁ〜にもあれへんがな▲何言ぅてまんねんな、ここにはね、
散髪屋に必要なもん、みな揃ろてまんねん●いや「揃ろてまんねん」ちゅう
たかて、どぉ見ても何にも無いけど、ホンマに揃ろてんのか?

▲えぇ、あのね、ここらはね、この辺で一番風通しのえぇとこなってまんね
ん。せやさかいね、少々毛ぇ散らばしといても、いっぺん強い風がピュ〜ッ
と吹いたら、あと綺麗ぇなもん。箒や掃除機みたいなもん要らしまへん。

▲でね、ここに大っきな木がおまっしゃろ、これがね、夏になったらお日ぃ
さんがこの向こぉへ回りよりまんねん。ほたら、ここらがちょ〜ど木陰になっ
てね、風通しはえぇし、汗ひとつかかしまへん。

▲で、これが冬になったらお日ぃさんがこっち回りよりまんねん。ほたら、
正面から日差し浴びてポカポカ〜・ポカポカと寒いことひとつもおまへん。
もぉ、うちは冷房暖房完備。

▲それからね、退屈やったら、そぉでんなぁ、向こぉのグラウンドでやって
る野球でも見ててもらいまひょか、テレビやラジオと違ごてね、生でっさか
いに迫力がおまんねんで。え〜ッとね、今日は闇売りコメア〜ズと屑鉄ヒラ
イヤ〜ズの対戦ですわ。なかなか強いチームでえぇ試合しよりまんねんで。

▲そぉでんなぁ、野球があんまり好きやなかったら、本なりと持って来まひょ
か?●あぁ、本は何冊か用意したぁんねんな?▲いえいえ、そこの公衆電話
の電話帳持って来まんねんけどな、あれはここのやつがビリィ〜ッと破って
便所へ持って行きよりまんねやろな、ところどころ歯抜けになってまんねん。

▲せやさかいね、それ楽しみに「うちの番号は残ってるかいなぁ? 無事か
いなぁ?」と、こない見てもろてたら三十分ぐらいじきに経ってまいますわ
●なんやオッサンとこ、人のもんばぁ〜っかりやなぁ。いや、退屈はせぇへ
んさかいな、散髪さえしてもろたら、そんでかめへん。

▲あぁさよか、ほたらさっそく散髪さしてもらいまっさ。まずほたらね、電
気のスイッチ入れてきますわ●「電気のスイッチ?」オッサン、これ公園の
ど真ん中やで、こんなところにコンセントも何にも……、オッサン、そんな
とこで何してんねん? 竿竹振り回して?

▲え? いや、これがね、うちの電気のスイッチなってまんねん。見てもぉ
たら分かるとぉり、竿竹にズ〜ッと電線這わしてまっしゃろ、でね、先のと
ころでキュッと鉤型に曲げておまんねん。

▲でね、この上に外線が通ってましてな、ちょ〜どここ、皮めくれてまんね
ん。せやさかいね、これを外線のめくれたところへ……、こない引っ掛けて、
先の電気バリカンのスイッチを(ビィ〜ッ、ビィ〜ッ、ビィ〜ッ)どぉです?
調子良ぉ動いてまっしゃろ。

●泥棒やな、オッサン。そんなことしたら怒られんのと違うかえ?▲えぇ、
皆が言ぅてくれよりまんねん「オッサン、それ警察に見つかったらうるさい
で」ちゅうてね、なんでも「盗む電気」と書いて「とぉでん(盗電)」ちゅう
罪になるそぉでんなぁ。まぁまぁ「それぐらいは当然のこっちゃ」ちゅうて
ね。

●悪いとも何とも思てへんなぁ……、まぁ調子良ぉ動いてんねやったらかめ
へんけどな。やってやって……、痛たッ、痛たたッ、なんやオッサン、その
バリカン、ビリビリ・ビリビリくるなぁ▲あッさよか、漏電してまんねやろ。

●あっさり言ぅなぁおい、いや俺、その電気のビリビリに弱いねんけど、ど
ないかならんか?▲あんたこれに弱い? あぁ、あんた靴履いてなはるなぁ、
脂足とちゃいまっか? 脂足の人はよぉアースしまんねん。

▲それ、靴脱いでね、そぉそぉ、靴の上に足置いてみなはれ。そぉそぉ、そ
れでアースしまへんさかい。どぉです? ちょっとはマシになりましたやろ?
●ほぉ、だいぶマシなったで。へぇ〜、難しぃもんやなぁ散髪してもらうん
も。せやけどオッサン、その電気バリカン、なかなか調子良さそぉやなぁ。
えぇバリカン使こてるそぉやなぁ。

▲何です? このバリカン? もぉ、あんたこっち向きなはれ。よそはね、
みな国産使こてまんねんけど、これうち舶来でっせ、外国製ですわ。ここに
書いてまっしゃろ「メード・イン・USA」ドイツ製の一番えぇやつ使こて
まんねん。まぁ、古いのは古いけど、元はさらだ。

●当たり前やがな、何でも元はさらやがな。オッサンとこ何でも有るっちゅ
うてたなぁ?▲へぇ、散髪屋に必要なもんはね●せやけど、オッサンとこ鏡
だけは無いねんなぁ? 散髪屋ちゅうたら、こぉ前に大きな鏡が付きもんなっ
たぁるけど、それだけは無いねんなぁ?

▲いやいや、うちの鏡は前の道路を走ってます●道路走るよぉな鏡が有るか、
おい?▲えぇ、この前の道路な、これ抜け道になってましてな、タクシーが
よぉ通りまんねん。で、あのタクシーちゅうのは毎朝綺麗ぇに磨いてまっしゃ
ろ、せやさかいね、タクシーが前に来たなぁと思う時分にね、チラッと見て
もろたら。

●おい、そんな忙(せわ)しないのんかなわんなぁ、もっとゆっくり見られへ
んのかいな?▲いえ、ゆっくり見る方法もね、ないこともおまへんねん。向
こぉ見てみなはれ、電信柱おまっしゃろ。あの辺りへタクシーが来たなぁと
思う時分にね、こっちから大きな声で「おいッ、タクシーッ」こない言ぃま
んねん。

▲ほたら、運転手さんがブレーキ、グ〜ッと踏みよりまっしゃろ。ちょ〜ど
この前辺りで止まりまんねん。そのときに、こぉじっくり見てもろたらよろ
しぃ●そんな詐欺みたいなことしたりないな、乗りもせんタクシー止めるや
なんて。

●なに? できた? できたんかいな、オッサンなかなか早いなぁ。おッ、
オッサンなかなかうまいなぁ、いやいや、見んでも分かるわ。手触りだけで
分かるわ。オッサンなかなか達者やなぁ▲いやいや、見てもらいまひょ……、
タクシーッ!

●止めんでもえぇっちゅうてんねん、もぉ、そんなかわいそぉなことしたり
ないな。風呂行たら何ぼでも見れんねやさかいに。オッサンとこ何やてなぁ、
髭も剃ってくれんねんてなぁ?▲へぇ、髭も当たらしてもろてまっせ。そぉ
でんなぁ、先、頭洗ろときまひょか、馬の来んうちに。

●今、何や言ぅたなぁ?▲へぇ、うちの頭洗い場ね、あそこになってまんね
ん。道端に用水桶があって、蛇口が付いてまっしゃろ●あれ、ここらの乗馬
クラブの馬が水飲むとこと違うか?▲へぇ、そぉです、普通はね。せやさか
い言ぅてまんねん「馬の来んうちに」と。

▲こないだ、いつだしたかいなぁ、あそこでお客さんの頭、一生懸命洗ろて
たんです。ほたら、拍子の悪いことに遠乗りかなんかから馬が帰って来より
ましてなぁ、動物でも自分の場所っちゅうのはよぉ知ってまっせ「オッサン、
そこはわいの場所や、退け」てなもんでっしゃろなぁ。

▲後足(あとあし)でお客さんの尻をボ〜ン、蹴り上げたもんやさかい、お客
さん、頭から水槽の中へガボガボガボォ〜ッ。何言ぅてんのか分かりまへん
ねんけど、口から泡、ガボガボォ〜・ガボガボォ〜、出してね、足がペコペ
コォ〜・ペコペコォ〜と。そらもぉ、見てたらオモロォてオモロォて……、
頭、洗いまひょか?

●もぉ、風呂行て洗うさかい、頭洗ろて要らん▲あぁさよか、ほたら髭だけ
当たらしてもらいますわ。ちょっと水汲んできまっさ●オッサン、それまた
馬の水と違うやろなぁ?▲いえ、今度は人間のん●人間のんて、どこのんや?
▲そこの共同便所●おいおい、あんまり変わらんがな。

●汲んできよったで、いやまぁ、おんなじ水道の水やさかいかまへんけどな、
剃って剃って。痛たッ、痛たたッ、オッサン、その剃刀えらい毛ぇ引っ張る
なぁ▲あぁさよか、ほたら切れ止んでまんねやろ、よろしおま、さら一丁お
ろしまっさ。昔からこぉいぅもんはさらがえぇっちゅうてね、これやったら
大丈夫でっしゃろ。

▲どぉです? これやったら大丈夫でっしゃろ?●おぉおぉ、それやったら
痛とない痛とない……、なに、剃れた? 剃れたんかいな、まぁまぁ、気分
だけでもスッキリした……、まぁえぇけどやなぁ、それオッサン、さらの剃
刀おろすっちゅうてたん、手に持ってるやつかいな?

▲えぇ、高級剃刀ね●どこが高級やねん、それ、風呂屋で五円か十円で売っ
てる剃刀と違うかえ?▲えぇ、そぉです。あのね、今、世の中が贅沢になっ
てまっしゃろ「使い捨ての時代や」ちゅうてね。こんなもんでもね、いっぺ
ん使こたら皆置いて帰りよりまんねん。

▲せやさかいね、わたいが風呂行たら、その皆が置いて帰ったやつをゴソ〜ッ
と集めて、それ持って帰って使こてまんねん●汚ったないなぁおい、それ人
の使いさしかいな▲そんなこと言ぅたらあきまへんで、これかてね、ちゃん
と熱湯でこぉ消毒してまんねん、綺麗ぇなもん。せやから「汚い」とか言ぅ
たらあかん言ぅてまっしゃろ。

▲ほたらね、あんた、これ見てみなはれ、この石鹸。これもタダでっせ●何
かい、石鹸もタダかい。あッ気色悪ッ、その石鹸こっち見て笑ろてる▲こん
な石鹸が笑ろたりしまっかいな……、あぁあぁ、こら入れ歯が混じってまん
ねん●どないなってんねん?

▲いや、これもな、話せな分かりまへんねけどな、わたいが行く風呂屋の湯
落とし口おまっしゃろ。あの終い湯をみぃ〜んな流してしまうとこ。あそこ
へね、うちが目ぇの細かぁ〜い網、こぉ仕掛けてまんねん。

▲ほたらね、お客さんが流した、これぐらいの小ぃ〜ちゃな石鹸おまっしゃ
ろ、それがね、いつの間にやらいっぱいになってまんねん。それをね、持っ
て帰って使こてまんねん●汚ったないなぁ、下水から出て来たやつ。あぁ、
それももちろん熱湯消毒したぁんねんなぁ?

▲そんなことしたら減りまんがな●そのままかいな? それで、ここらゴシ
ゴシしてたん? あ〜、気色悪い▲あんた、そんなん言ぅたらあかん言ぅて
まっしゃろ。これでもまだ何ぼでも使えまんねん。使えるもんはみな使わな
あきまへん。


【さげ】
▲うちの看板見てみなはれ……「利用しょ〜」と書いたぁる。


【プロパティ】
 理容師と美容師の違い=理容:頭髪の刈込、顔そり等の方法により容姿を
   整えること(理容師法第1条の2第2項)。美容:パーマネントウェー
   ブ、結髪、化粧等の方法により容姿を美しくすること(美容師法第2
   条第2項)と定義されている(Wiki)。ということで、法規を厳密に守
   れば、散髪屋でパーマをかけたり、パーマ屋で髭を剃るのは違法行為
   ということになる。
 天王寺公園=大阪府大阪市天王寺区茶臼山町にある大阪市立公園。上町台
   地の西端に位置しており、総面積は約28万u。園内には天王寺動物園
   や大阪市立美術館、慶沢園を擁する大阪を代表する都市公園である。
   かつては天王寺図書館や天王寺公会堂、野外音楽堂もあった。1987年
   まで昼夜自由に出入りできたが、天王寺博覧会を機に囲いができて有
   料化、大人百五十円。夜間・月曜閉園(Wiki)。
 使い捨ての時代=高度経済成長下(1954(昭和29)年から1973(昭和48)年ま
   で)の大量消費社会を背景に、まだ使えるものもどんどん捨てて新し
   いものを使う風潮(Wiki)。
 (三代)林家染語楼=1918(大正7)年7月5日〜1975(昭和50年1月18日、
   四代目林家染語楼の実父、林家市楼の祖父。
 原作:(三代)林家染語楼師
 音源:林家市楼 2005/05/24 なみはや亭(ABC)


【作成メモ】  ●参 照 演 者:main=林家市楼 sub=*  ●main高座記録日:2005/05/24  ●音  源  名:なみはや亭(ABC)  ●ファイル公開日:2011/12/04  ●原    作:(三代)林家染語楼師  ●更  新  日:2015/08/09  ●リクエスト数:rakug481  ●注 意 事 項:内容を削除、追加、改訂している部分があります。           記録日のmain演者によるさげを採用しました。

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